皆さま お元気でしょうか。
前回のカリキュラムテストの衝撃波から
未だに立ち直れない私・・・。
しかし、息子はとっくのとおに立ち直り、
(というか、さして落ち込んでもいなかった💦)
相変らず、凄まじい食欲でムチムチに磨きをかけている。
そんな中、今週末に「組み分けテスト」が迫っているわけで
脳内国外逃亡を企てているのであった。
以前、「塾をどうするか」を書いたと思うが、
私の中では、80%ぐらいで現在の塾を辞める方向に傾いている。
ただ、それをいつにするか、でグズグズとしている状態だ。
それもあって、今回の「組み分け」に親子共々身が入らないわけである。
(ま、息子は元々身が入ってないけどね…)
さて、そんなこともあり、今回はちょっと気分を変えて
「〇〇始めました」シリーズ、第二弾
最近始めた「オルソケラトロジー」について書いてみたいと思う。
ちなみに、第一弾はこちら。↓
*ここからは、「オルソケラトロジー」体験をグダグダと書いているだけですので、「オルソ」に興味のある方だけご覧いただければと思います。
1,「オルソケラトロジー」とは
ご存知の方もいらっしゃると思いますが…
Orthokeratology=【角膜矯正により視力補正する治療法】という意味のオルソケラトロジーレンズは、角膜の中央部を平坦化させることによって近視を矯正するコンタクトレンズです。
オルソケラトロジー治療は「オルソケラトロジーレンズ」というコンタクトレンズを寝る前に装用して、寝ている間に眼の角膜を矯正する治療方法です。
日中はレンズをつけなくてもよいので、快適な生活が送れます。
↓ こちらを引用させていただきました。
2.始めようと思ったきっかけ
年々低下する息子の視力に、どうしたもんかと思っていた。
眼科に相談に行くも、ギリ眼鏡が無くてもなんとかいける、
と言われていたので、
家で目に良いと思うこと
(目の体操とか、姿勢をよくするとか、テレビを離れて見るとか)を
何となくやってしのいでいた。
しかし、5年生になって、息子から
「黒板の字が良く見えない」
と申告があった。
「じゃ、眼鏡、作りに行こうか?」
と言うと、
「うーん、眼鏡はあんまりかけたくないなぁ」
との返答。
「えー、でも今のままじゃ困るでしょ?」(母)
「クラスの〇〇くんが、夜、コンタクトして寝たら目が良くなったって言ってたよ。
前は0.1ぐらいだったのが、1.2ぐらいになったんだって。」(子)
それを聞いてピンときた。
オルソのことは前から知っていたのだが、
周りにしている人がいなかったので、
本当にいいものなのかどうか測りかねていたのだ。
その後、クラスメイトの〇〇くんに通っている眼科を教えてもらい、
「オルソケラトロジー」の予約をとることにした。
普段はなかなか予約が取れないらしいのだが、
たまたまキャンセルが出て、すぐに行くことができた。
3.オルソケラトロジーの眼科でしたこと
① 視力検査と一般的な検査
視力は何と、両目とも0.4にまで下がっていた。
これじゃ、黒板の字、見えにくいよね…。
② 先生との面談
眼鏡、コンタクト(普通の)、そして、オルソケラトロジー
三つの選択肢があるが、オルソでいいのか、
と聞かれた。
試してみたいとと答えると、
コンタクトがどうしても慣れなくて嫌なお子さんもいるので、
まずは着けてみましょう、
と言われ、オルソのコンタクトを着けてみることに。
③違うブースでオルソのコンタクトを試着 →着脱の練習
まずは、眼科助士(?)の方によるコンタクトの試着。
慣れている助士の方だけあって、あっという間に息子の目に装着。
そして、息子の感想は
「全然、痛くな~い! わっ!すっごく見える!!」
と概ね良好。
そして、取り外しも何の問題もなくスムーズ。
「さ、では、お母さん、やってみましょうか」
「は、は、はい・・・(超緊張)」(母)
実のところ、私は遠視気味の目の良さで、
有難いことに眼鏡もコンタクトもお世話になったことがない。
(いや、最近は「老眼鏡」に世話になってるか…💦)
なので、コンタクトを目に入れるなんて!
しかも、他人様の目に入れるなんて!!
ガクガクブルブル((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
と半泣き状態でトライしてみた。
慣れていない人用に、こんな補助スポイトがあって
↑ これを使ってやってみた。
助士の方のサポートも良かったのか、
何の問題もなく、一発でつけ外しすることができた。
「な~んだ、簡単じゃん!」
と急に態度がでかくなる私であった。
④お試し用「オルソ」のレンズを受け取り帰宅
もう一度お医者さんと面談があり、問題がないとのことで
この日はお試し用の「オルソ」を受け取り、
2週間後の予約を取って終了。
4.2週間、使用してみる
さあ、ここからが苦難の始まり、始まり~♪
眼科でスムーズに出来たレンズの着脱が
家だとどうしても上手くできないっ!!
毎晩、毎朝、息子とのバトルが繰り広げられるのであった。
「ちょっと、ちゃんと目を開けてよ!」(母)
「開けてるよっ!!」(子)
「開けてないよっ! もう、全然入らないじゃん!」(母)
「ちゃんと開けてるってばっ!ほらっ!」(子)
「あ、黒目がどっか、いっちゃった!もう、どこ見てるのよっ!」(母)
「だって、長いんだもん、早くしてよっ!」(子)
「やってるよっ! じゃ、自分でやればいいじゃん!」(母)
「出来ないの、知ってるのに、意地悪っ!!」(子)
・・・という不毛なバトルが続き、
きちんと装着、取り外しできたころには疲労困憊なのである。
それでも1週間もすると、少しずつ慣れてきて
バトルの回数も減ってきた。
そして、何よりたった1週間で、昼間の視力が劇的に良くなった(そうである)。
息子から、
「お母さん、凄いよ~。黒板の字が後ろからでも
くっきり、はっきり見えるんだよ!!
ほら、あそこの看板の文字も、ボク読めるよ!!
今まで全然分からなかったのに」
と嬉しい報告を受けた。
なので、レンズの着脱が大変ではあるが、
このまま続けていこうという結論に至った。
5.再び眼科へ →自分用「オルソ」のレンズを購入
2週間後に眼科へ行き、もう一度検査をした。
現在、レンズを外した状態で、視力は何と両目1.2になっていた!
おお、ブラボー!!
また、特に他の異常も見られないとのことで、
オルソを続けることとした。
6.現在、自分用のレンズで使用中
レンズの着脱も更に慣れてきて、時々息子が自分でつけられるようになってきた。
(取り外しはまだ無理らしい)
息子はよく見えることを本当に嬉しく思っているらしく、
やって良かったなと心から思っている。
あ、オルソケラトロジーレンズの費用は
16万5千円
で、プラス診察料や洗浄液(1500円)費用がかかった。
以上、現場からのリポートでした。