今朝、その事件は起きた。
毎朝、息子は習っているスポーツのために、
柔軟体操をすることを日課としている。
私も時間があるときは、時々付き合って一緒にしているのだが、
開脚ストレッチをしているときに
息子がふいにつぶやいた。
「お母さん、白髪、あるよ。ながーいの。」
きぇーーーー！！！
いや、もう年も年なんで、あるんですよ、普通に、白髪。
でも、なぜか内側にあるのと、そんなに本数が多くないということもあり、
見つけては切り（抜いちゃ毛根が死んじゃうからね！）、
見つけては切り、で騙し騙し、何とか染めずに今まできたのである。
ストレッチが嫌だったのか、何なのか分からないが、
いきなり息子がはさみを持ってきて、
「はい、白髪切り専門の散髪屋がオープンしましたよ。
でも、本日は５分だけの営業となりまーす！」
と私の白髪を切ってくれようとした。
もう、学校に行く時間なのに大丈夫なのか？
と思いながら、白髪が私の見えない後頭部にあったため、
「はい、では、すみませんがお願いします」
と頼んだ。
「はーい、では、早速切らせていただきますねー」
と白髪の根本を探すために、私の後頭部の髪をかき分けると、
「おかあさーん、めっちゃ、ある」
「えっ！！」
「何でこんなにあるの？
こんなに一度に切れないので、今日は閉店でーす。ガラガラ！」
と諦めて学校へ行ってしまった。
・・・。
恐ろしくて、自分で後頭部を見ていないのだが、
そろそろ染め時なのかもしれない。
１本見つけたら、50本あると思え！
（Gブリなみだな…。）
それにしても、何故こんなに急に増えてしまったのか。
ストレスか？
理由は、そう、あれしかないよな。
恐るべし、中学受験・・・。
