冬期講習が無事に終わり、1月より3年生の授業に参加した。
前回にも書いたが、今回の入塾テストで天狗になっている息子は
「え?大丈夫かって? いや、余裕ですから、なんせ、ボク、本当は上のクラスでもやっていけるんで。。。」
みたいな発言をし、ボク、余裕です、母上心配無用でござんす、の雰囲気を醸し出していた。
ただ、1月末には「新小4組み分けテスト」が控えていた。
圧倒的に情報不足の私は何を勉強させればいいのか、全く分からなかった。情報も無ければ、知識もない。おまけに勉強する材料もない。
無い無い尽くしのナイナイシックスティーンだ!(古っ!)
そんな状態にもかかわらず、すっかり「出来る男」気取りの息子は
「まあ、最低でも真ん中ぐらいのクラスには入りたいよね。」
と、とんでも発言をしている。
いやいやいやいやいやいや!!今の状態で、絶対無理でしょ。
やってないこと多すぎだし、そもそも算数、そんなに出来てないからねっ!
・・・と心の声はおくびにも出さず、
「そっか、じゃ、組み分けテストまで、頑張って勉強しよっか。
名付けて『早稲アカ祭り』だ!」
「早稲アカ祭り」という言葉が気に入ったのか、息子は
「イエー!!祭りじゃ、祭りじゃぁーー!!」
とテンション高く叫んでいた。
「早稲アカ祭り」なんて命名しておきながら、やることは夏期講習と冬期講習にもらった算数のテキストを読んで、例題を一緒に解くだけという超簡単なものだった。
やっていない項目が多すぎて、これをするだけでも時間が全く足りなかった。何せ一つの例題を理解するのに、とてつもなく時間がかかるのだ。
そんなこんなで、一応テキストに載っている項目は目を通した。(理解できたかは別問題・・・)時間があれば、練習問題をして確かめたかったが、あえなく祭りは終演を迎えたのだった。そう、組み分けテストは明日に迫っていた。
国語の勉強 →0
算数の勉強 →テキストに一通り目を通す
こんな状態であるにもかかわらず、お目出たい私と息子は
「何か、いける気がする!!」
と勝手に盛り上がっていた。
そして、人生最初の「組み分けテスト」の日を迎えたのであった。