鉄オタ君と中学受験という名の電車に乗って

2025年の受験に向けてリアルタイムで綴っていきます。

転勤族と中学受験

1.人事異動は突然に…(「ラブストーリーは突然に」風に)

 

そろそろだな、と思っていたが、ついにきてしまった…。

主人の異動内示。

( ↑ 実際には電話で言われる。)

もう少し(後1年くらい?)は今の場所にいられるかなと
思っていたので少しショックだったが、まあ想定内のことだ。

 

2.転勤族の宿命

我が家は所謂「転勤族」である。

3~5年のサイクルで転勤を繰り返している。
早い時で「3年」、長くいられて「5年」。
5年以上同じところに留まることは許されない。

勿論「拒否」することは出来るのだが、
そうなると「出世の道が絶たれる」というのが暗黙の了解なのだそうだ。

結婚してから、
実に5回引っ越しをしている
(それも結構な距離を、だ。)

今回で通算6回目。

よく、「もう慣れたもんでしょ?」

と言われるが、色々な土地に住むことができるのは楽しい。
しかし、引っ越しの作業は何回やっても大変だ。

大変なことが分かっている分、
「また、あれをしなければならないのか…」

と憂鬱になってしまうのである。

 

3.我が家の場合

どのような選択をするのかは、各家庭によって違うと思うが、
うちは基本的には

「単身赴任」をしたくない。

というのが夫の主張だ。

上にも書いたが、私は違う場所に住むことに抵抗はないし、
むしろ楽しんでいる。
仕事の面でも、基本どこでもやっていけるので問題なし。

 

ただ、そんな生活も息子を授かってからは一変した。

 

そもそも、小さい子を連れての引っ越しは大変だ。
そして、物心ついてからの環境の変化は、
息子に多大なストレスを与えるものとなってしまった。

 

息子の

「もう絶対に転校は嫌だ!!」

という訴えももっともな意見だと思う。

では、どうするか?

 

4.息子の性格

息子は内向的な性格で、コミュニケーション能力が高い方とは言えない。
モジモジしている男の子のイラスト | ふりそざや
いつも、ちょっとモジモジしているタイプ。

一旦仲良くなれば大丈夫なのだが、自分から話しかける勇気もないため、
そこに至るまでかなり時間がかかる。

 

また、見た目ももっさりしていて、気弱なのが全面に表れている(ように見える)。

そのためか分からないが、
ちょくちょくヤンチャな子に目をつけられてしまうのである。
そして、ちょくちょくトラブルに巻き込まれる。

 

takao630.hatenablog.com

( →これ以外にもトラブルはあるのだが、それはまたの機会にでも。)

 

言い返せない息子もよくないのだが、それが息子なのだから仕方がない。

 

こんな性格なため、学年が上がれば上がるほど
転校によるストレスは半端ないことは容易に想像できる。

 

主人の仕事柄、転勤は免れない。
しかし、主人は「単身赴任」はしたくない。

でも、息子は「転校」したくない。

どのような解決策があるだろうか、と考えた。

 

5.我が家の落としどころ

次に主人の異動が決まったら、まずは「単身赴任」で行ってもらう。
そして、小学校卒業と同時に主人の赴任地へ引っ越しする。

その際、中学は公立に進学するのではなく、
「中学受験」をして、私立中学に入る。

その後、MAX5年は同じ場所にいることができるので、
出来るかどうかは分からないが、上に掛け合い5年留まらせてもらえるようにする。

それ以降、異動になったら、高校卒業までは「単身赴任」をしてもらう。

 

ということで概ねの方向が決まった。

 

6.中学受験をする本当の理由

中学受験を選択した理由は、ブログのタイトルにもあるように
①息子の「鉄道研究部」に入りたい想い。

また、以前の記事で書いたことがあるのだが、
②私の「中学受験」に対する好奇心。

ということも勿論大きな理由だ。

しかし、最大の理由は、
③転校するストレスを少しでも減らしたい。

というものだった。

公立でそのまま持ち上がりの子たちの中に入っていくより、
お互い初対面の人たちが多い中でのほうが
ストレスが少ないのではないかと考えたのだ。

 

それが良い方に作用するかどうかは、まだ分からない。
でも、息子にその話をすると、

「ボク、『中学受験』したい!」

と乗り気だった。続けて、目を輝かせながら、こうも言ってくれた。

「それに、『鉄道研究部』がある学校だったら、
ジオラマ走らせることできるんでしょ?
ボク、行きたい!!」

 

こうして、我が家の「中学受験」生活はスタートしたのだった。

 

そして、主人の赴任先が決まった今、
その場所での中学受験状況などについて、早速調べることにした。

まずは、塾の先生に相談するため面談の申し込みをした。

 

その面談の話は、長くなったのでまた別の機会に・・・。