鉄オタ君と中学受験という名の電車に乗って

2025年の受験に向けてリアルタイムで綴っていきます。

小3 初めての夏期講習①

かくして、Wアカデミーの夏期講習が始まった。

 

クラスはもちろん下のクラスである。
担任は入塾テストを採点してくれた先生なので息子は嬉しそうだった。

 

それでも初日は朝から

「ぼく、緊張する・・・。」を連発し、ソワソワしていた。
その度に

「でも、〇〇先生が教えてくれるんだよ、大丈夫、大丈夫!」
と私が答えるという、このワンセットの会話を無限ループのように繰り返していた。

 

初日なので、学校まで送り届けた。
かちこちに固まり、負のオーラを背負いながら息子は学校に消えていった。
だ、大丈夫か?哀愁が漂っとるぞ・・・ 

 

帰りは仕事があったため、迎えにはいけなかったが、ニコニコして帰ってきたのを見て、一安心。
仕事がひと段落してから、息子に

「どうだった?」と聞くと、

「いけたよ。」と一言。

「難しかった?大丈夫だった?」

「うん、大丈夫。ぼく、出来た。」

と自信満々に言うので、逆に不安になった。息子のレベルを何となく把握している私にとって、塾の授業がそんな簡単なわけがないと思ったからだ。


そこで、テキストを見せてもらうことにした。

 

結構空欄があったり、赤で(自己採点?)×がついていたり、書き写しているメモみたいなのも、何を書いているか今一つ理解ができなかったりした。

 

「そもそも、ノートは?」

「先生がいらないって。(本当かよ!)」

「ふーん、まあそれはいいとして、この空いているのは何で?」

「先生がやらなくっていいって。
(本当?)」

→ 後で分かったことだが、さっさと出来る人はやるらしい。息子のように時間がかかって一問を解いている人は、時間が足りないのでしないそうだ。

 

「で、何か書いているけど、これなーに?」

「先生が書いているのを写した。(読めないよっ!)」

「で、理解しているの?」

「え?『理解』ってなーに?」

「そこっ??分かったか、てこと!(だめだ、こりゃ・・・)」



 

とまあ、何とも要領を得ない会話が続いたが、とりあえず宿題の箇所は分かったので、まずはやってみようということになった。

 

しかし、案の定、息子一人では全く歯が立たないのであった・・・。チーン

(つづく・・・)