家に帰ってきて夕飯を食べ終わると、鉄は熱いうちに打て、と言わんばかりに
「振り返り」タイムへと突入。
「算数、国語、どっちからする?」と息子に問いかけると、
「・・・さ、算数。」
と緊張気味の返事が返ってきた。
大問1は計算問題、8問。
何度も書いているが、息子は計算が極端に弱い。じっくり時間をかけて見直しすれば、あるいは間違えないのかもしれない。しかし、今回のような大きなテストで緊張しないわけがない。緊張すれば、するほど間違えるのが息子なのだ。
果たして・・・。
計算で半分も落としている・・・。
ひい~~~~~!!
ここで、いったん白目を向きかける。
誰もが点数を取れる、謂わばサービス問題のような計算、ま、まちがっとる!!
大問1で、既に嫌な予感しかしない。
死亡フラグ、たってる?
大問2の文章題、6問。
これも半分しか正解していない。
何よりショックだったのが、式は合っているのに、まさかの計算ミス、単位ミス、表記ミス。
ここで、意識失いかける。
もう、嫌な予感しかしない・・・。
大問3の6問、大問4の2問
ここも正答率、50%。
だんだん、解くのが苦痛になってきた。
魂、抜けかけ。
大問5の2問、大問6の2問、大問7の2問
見事に全問不正解。
・・・昇天!!
あ、お星さまが・・・。
・・・・。
「おかあさーん、戻ってきて~~~」
息子の声に我にかえって、
「ごめん、ごめん、ちょっと、ぼーっとしちゃった。えへへへ・・・。」
と力無く笑って見せたが、ショックを受けているのを隠せていなかったであろう。
何がショックだったのかって、付け焼き刃だったかもしれないが、少しは勉強したのに、こんなに歯が立たないことにショックを受けたのだ。
無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーー!!
とDIOの「無駄ラッシュ」をくらった気分だ。
いや、でもやっていなかったら、更に出来なかったかもしれないじゃぁないか。
(ジョジョ風に)
うん、ポジティブにいこう!ポジティブに!!
いきなり白目向いたかと思うと、急に笑顔になったりと、まあ薄気味の悪い母親を目の前にして、息子は心配そうに
「お母さん、大丈夫? ボク、次は絶対頑張るね。」
と言った。くぅー、泣かせるじゃぁないか。(ジョジョ風で ←しつこいっ!)
「ううん、お母さんが甘く考えてたから。次も一緒に頑張ろう!」
そう言って、気を取り直し、国語の振り返りとうつった。
(つづく・・・)