鉄オタ君と中学受験という名の電車に乗って

2025年の受験に向けてリアルタイムで綴っていきます。

塾選び②

入塾テストを採点した先生が私たちの部屋に入ってきた。

第一印象はいわゆるちゃんとした(アルバイトではない)感じの男の先生だった。
笑顔が爽やか~。

 

「はい、では見ていきましょう。」

と見せられた答案用紙に愕然とした。


何と、空白率が半端ない・・・。

 

後半の難しい問題はともかく、国語であれば、前半の漢字もあまり書けていなかったり、算数であれば、初歩的な計算もケアレスミスなのか出来ていなかったりと、惨憺たる結果だった。

 

それ以降、先生が丁寧に問題や解説をしてくれたのだが、頭が真っ白になっていて、全然入ってこない。

偏差値を出してくれたのだが、ショック過ぎて忘れてしまった。
多分、40ぐらいだったのではないかな。

 

まあまあ出来るんじゃないかと思っていた私をグーで殴りたい衝動にかられた。
やっぱり中学受験、甘くはないなと痛感した瞬間だった。

 

帰りに私が無言(ショックで)だったのを息子は気にしてか、

「お母さん、ごめんね。ぼく、緊張しちゃって、あんまり出来なかったんだ。」

という息子のしょんぼりしながら謝る台詞を聞いて、私は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

「えー、何で謝るの? 最初だもん、出来なくて当たり前だよー。
次、頑張ればいいよ!」

慌てて笑顔で言った。

 

家に帰って、夫にテストの結果のことを伝えると、

「へぇ~、大変だね。でも、最初だから、そんなもんじゃないの~?」

と全くもって呑気に言っていた。

テストの結果もチラ見しただけで、ポイっとテーブルに置いた。

 

そうなんだろうか、最初だからなのだろうか。
塾に入って勉強すれば、本当に出来るようになるのだろうか。

言いようのない不安に襲われていた。

 

ちなみに、Aゼミナールの先生や事務のスタッフの人たちに関しては好印象だった。
でも、出来が悪かったのはさておき、何となく「ここじゃない」感があり、違う塾も見てみようと思った。

 

(続く・・・)